10歳10〜12ヶ月目 (2015年1〜3月)

習字は学校で習うだけで教室に通ったりはしていないせいでしょうか,字のうまい下手よりも漢字の書き順が滅茶苦茶なまま一向に直らないので,結果として漢字が覚えられず未だに苦手。帰国子女と言っても一年生からきっちり日本の小学校に通っているわけですから,言い訳になりません。父親も国語はあまり得意ではなかったけれど,短い間ながら習字を習ったおかげで書き順だけはきっちり仕込まれ,おかげで漢字で苦労したことが無かった。やっぱり基本は大事です。じゃあ英単語はっていうと,そっちも漢字と同じでやっぱり苦手。

一輪車は断然うまくなりました。今では狭いところで自在にターンできます。サーカスみたいに後ろに進むことはできないけれど,残るワザはそれくらい。大きいサイズの一輪車が欲しいと言うので,誕生日前ですが買い替えてあげたところです。

学校では10歳を祝う半成人式なる行事があって,劇を披露しました。ココはというと,我れ先にと走って席取りする親が大勢居て,席取りしていた防災頭巾ですってんころりんと転ぶ親を見て唖然としたと。母親の方は時間ギリギリになってのこのこ現れ,この学年になってお遊戯会を見せられるとは思わなかったと親子揃って冷めた感想。一生懸命やっていたのでそれはそれで頑張ったねと言ってやりたいところなれど,確かにそのために授業時間を割いてやる意味がどれほどあるのかと思わなくもない。そういえば運動会でも開門の一時間以上前から昼の弁当を食べる場所を確保するために並んでいる親が大勢いるとか。拙宅的にはそんな熱心な気持ちにとてもなれません。

3月末に,お友達に誘われて自然体験教室で禅寺と水族館に泊まるキャンプツアーに参加しました。父親が登山用に持っていた大型のザックに寝袋やら一式を詰め込んで。随分前から行くのを楽しみにしていて,スキーに行かなくていいからこれに行きたいとせがまれたのですが,案の定というか,何を見てきたのかというより,友達と2泊3日べったり遊べたといったところだったようです。何をしたのか聞いても,覚えてない,でも楽しかった,みたいな。そのために払うコストとしては決して安くないので,今後は考えどころです。

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