4歳2ヶ月目 (2008年6月)

不思議なことに,ココは最近またおなかの中に居た頃の話をするようになりました。「あのね,おなかの中に居るときね,血の滑り台で遊んだんだよ」「へえ,じゃあどんな音が聞こえたかな」「じょろじょろって音が聞こえた。面白かったよ」等々。2歳9ヶ月目で一度そういう話を書きましたが,これで2度目です。

家の中に居ることが多いので,母親が趣味にしている植物を部屋用に買って来ました。ひとつ緑があるだけで,雰囲気が随分となごみます。そういえば結婚した時に,同じ感想を持ったっけ?郊外に,といってもうちからそう遠くないところにガーデニングの店が集まる一角があって,そこで適当なのを選びました。店は大きな屋根の下に小さな店が集まった露天形式で,クーラーが無いので暑かったのですが,でも家族にとっては楽しいひとときでした。

ところで今月は母親の誕生日でした。「お母さん,あした誕生日なんだよ」というと,「じゃあお祝いしなきゃ,ケーキ買ってこよう」と,既に誕生日=ケーキという図式がインプットされてしまっていて,もう大変。「明日はお父さん帰りが遅いから,あさってにしよう」といっても「やだやだ」と聞きません。なだめすかしてしぶしぶ納得させる始末です。今回はOperaという,やはり近所にあるケーキ屋さんでカラメルケーキを買いました。ひじょーに甘いケーキでした。

誕生日プレゼントというわけではないのですが,大きな買い物をしました。車です。実際母親の名義にし,登録した日が誕生日そのものだったので,本当に誕生日プレゼントみたいになりました。この国の道路事情からセダンよりは背の高いSUVの方がよいということで,シボレー・トレイルブレイザーというアメ車を中古で買いました。アメ車のSUVの中では小型の部類なんですが,それでもかなりの大きさです。いろいろ悩んで結局買うのに2ヶ月もかかってしまいましたが,車が来たことで窮屈さが劇的に改善し,母親も精神的にとても楽になったようで,買ってよかったと思っています。

保育園の方はようやくとだいぶ慣れました。最初は母親がつきっきりで教室にいないと駄目,その次はしばらく教室に居た後事務所で待機する状況がずっと続いていたのですが,ある日を境に,というかある程度馴染み始めたところで隙を見て帰宅してみたところ,うまく離れることができるようになったそうです。未だに母親がしばらく教室についていないと駄目らしいのですが,それでも最初の頃の恐怖のあまり泣き叫んでいた頃と比べれば画期的です。それはおろか,英語を少し覚え始め,同時にアラビア語のお歌も覚えて披露してくれるように。

今月はずっと砂嵐が続いて気温が上がらず,6月だというのに最高気温が40℃を下回る日があるなど,例年に比べて涼しい夏です。後半は天気が回復して45℃くらいになる日もありましたが,それでも50℃越えは一度もありませんでした。涼しい,などと書くと非常に語弊がありまして,暑いには暑いのですが,湿度が低くて10%を下回る日が殆どなので,蒸し暑い日本の夏に比べると,日陰にさえいれば何とかなります。でも地面の照り返しがきついので,やっぱりエアコンのない場所に長くはいられません。

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