3歳9ヶ月目 (2008年1月)

先月,父親がカタールに赴任するからアップデートはしばらくお休みすると書きましたが,カタールからでもココの写真を取り込んでWeb用に加工し,コメントをつけてアップすることができることがわかりました。やり方は簡単ではありませんし,カタールの回線が非常に遅いので,ファイルのサイズが大きい写真を日本から転送するのは時間がかかって大変でした。でも百聞は一見にしかずとはよく言ったもので,ココがそばにいなくても,だいたい何をやっているのかは写真でわかります。コメントはそうやって書き込みました。

ココとはスカイプを使ってお話をしています。Webカメラがあればテレビ電話になりますし,音声も電話よりずっとクリアなので,あまり距離を感じることなく普通に父子の話ができます。手が届きそうなところにいるのに,抱きしめてやれないのがちょっと悔しいかな。父親の顔が見えるのがとてもうれしいらしくて,画面の向こうで飛び跳ねているのを見るとほっとします。

ところが事件勃発。まず最初に持ってきたディスプレイがいきなり電源トラブルで使えなくなり,しばらくするとPC本体までトラブルを起こして起動しなくなるという事態が発生。急遽日本からパーツを取り寄せることになりました。カタールにもPCを売っている店はたくさんありますが,さすがに日本みたいにPC専門店なんて見たことないし,パーツを頼んでもいつ届くかわかんない。幸い住まいのキャンプにインターネット・カフェがあったので,そこからスカイプすることにしました。まあ,なんにせよ海外ですからいろいろあります。日本に居るときみたいなわけにはいきません。でもまあ,ほんの2〜3年前なら考えられなかったようなことが,現実にできることに実は内心驚いています。

電話で話していて違和感があるのは気候です。カタールも一応冬なのですが,寒いのは朝晩だけで,日中は大抵気温が上がって清清しい陽気になることが多い。海が近いせいで朝晩の冷え込みも弱いです。でも日本はというと真冬で雪が降っているといいます。季節感だけはいくら口で説明しても伝わらないですね。想像することはできても実感がないというか。

そうそう,昨年のクリスマスプレゼントはクアドリラでした。ボーネルンドで売っているおもちゃで,木でできたパーツを自在に組み立てて,ビー玉を転がすタワーを作るものです。大人もはまるとの評判でしたが,確かにこれは面白い。ココも夢中で遊んでいます。大人も楽しめるおもちゃというのは,それだけ子供にとっては一緒に遊んでもらえる時間が長いということですから,子供にとっても楽しいものなんだなと思います。でもね,本当はココは包丁が欲しいと言っていたんです。どんなに他のものに誘導しようとしても頑として「ココはね,包丁が欲しいのよ」と言ってききませんでした。でもこの歳で包丁はさすがに危険過ぎ,「じゃあ大きくなったらサンタさんにお願いしてみようね」と納得させるのが関の山でした。クアドリラを気に入ってくれたので何とか誤魔化せましたが,近い将来本物の包丁を与えてやらないといけないと思っています。

今月の写真はここをクリック

戻る

 

inserted by FC2 system