3歳8ヶ月目 (2007年12月)

今月のトピックスは香港旅行に行ったこと。ココにとっては既に3回目で,慣れたもんです。香港に行くとだいたい行動パターンが決まっていて,朝は牡丹庭という,尖沙咀にある知る人ぞ知る朝飲茶を出すレストランに行きます。そう,我々香港には殆ど飲茶を食べに行っているようなものなので,朝から飲茶できる店はとても貴重です。毎日行くので常連になってしまって(朝は我々の他に観光客はいません),ココは店員さんに「叉焼飽(チャーシューパオ)!」と頼んだりして大人気に。そう,ココは叉焼まんが大好きで,必ず一品はそれを頼まないといけないので,その分数あるメニューのバリエーションが1つ固定してしまいます。

その後腹ごなしに九龍公園のキッズスペースで遊び,それからおもむろに街を流しに行くと。昼は普通に飲茶し,デザートは許留山などでフルーツを食べます。これもココは大好きです。

今回の旅行の目玉はアフタヌーンティー(香港ではハイティーと呼ぶ)のデザートビュッフェで,ケーキのお部屋に行くんだよと教えたら,香港に着くなり「今日ケーキのお部屋に行くの?」と聞く始末。でも楽しみにしていただけあって,ケーキでお腹いっぱいにできたのが楽しかったようです。もっとも,香港のハイティーはシンガポールのに比べたらこじんまりしていて,正直あまり盛んではない様子でした。やっぱり香港は本場の飲茶を楽しむのが一番だと思いました。

というわけで,今月は香港の写真をスペシャルとして掲載します。お楽しみください。

全く話題は変わるのですが,来月より父親がカタールに赴任します。ココには「お父さんはね,砂丘まちにお仕事に行くんだよ。しばらく会えないんだよ」と説明しています。砂丘まちというのは,林明子さんの「こんとあき」という絵本に出てくる,こんが生まれた町,おばあちゃんの住む町のことです。絵本は恐らく鳥取砂丘を題材にしていると思われますが,砂丘の広がる様子が印象的に描かれた,とても素敵な絵本です。ココは父親がいなくなることが理解できているらしくて,これまで以上に懐いて離れません。心を鬼にして出かけるしかないですね。

でも,技術の進歩は驚くべき方法でそんな離散家族の連絡を可能にしました。スカイプです。Webカメラとインターネット(ブロードバンド)接続環境さえあれば,ユーザーが世界中のどこにいようが,無料でテレビ電話ができるというのです。会社のキャンプには今や当然のごとくインターネット接続環境が備えられ,PCさえ準備すれば子供の顔を見ながら話せるなんて,こんなことほんの2〜3年前には考えられませんでした。ココとは今Webカメラで自分たちを写して遊んでいます。そのうち画面の向こうにしか父親が居なくなるわけですが,テレビでいつでも会えるなら,そんなにさみしくはないんじゃないかと思っています。

そういうわけで,しばらくの間毎月の更新ができなくなります。春になったらココもカタールに連れて行く予定なので,合流したら時間の許す限り,また撮り溜めた写真をぼちぼち公開できればと思っております。しばしの休憩をお許しくださいませ。

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