2歳12ヶ月目 (2007年4月)

この連載もついに3年続きました。生まれてからの成長記録としてはよく続いた方だと思います。この3年間の成長は劇的なもので,特に最初の一年,生まれてから歩き始める1歳までというのは日に日に成長が見えて楽しかった。当時は大変さが先に立っていましたが,過ぎてしまえばそれもよい思い出です。ここ2年の成長はそれに比べるとゆっくりしていて,一日で何が変わるわけではありません。でも,気がつくと子供は新たなステップを登っている,ということを繰り返してきています。

さて今月のトピック。 4月後半は思いがけないきっかけがあって,何とフランスとスペインを回る欧州ツアーを敢行することになりました。フランスはココが生まれる前に夫婦で訪れたことがあり,その直後にココを妊娠したことが判ったという,ある意味思い出深い場所です。フランスはパリとジベルニー,スペインはバルセロナを訪れました。ココのうれしそうな様子が伝わりますでしょうか。ココにとっての一番は回転木馬に乗せてもらったことでしょうか。フランスは本場ですから,公園のあちこちに回転木馬があり,手動式の奴とか日本では見ないような奴があったりして歴史を感じます。ココがまだ小さいからフランスでは外食をあまりせず,レジデンスホテルで近所のスーパーで買ってきた材料でできるだけ自炊して。スペインは泊まったホテルの近くにバールがいくつもあり,そこで簡単に済ますことが多かったかな。バルセロナではガウディーの作った建物や公園を見,ジベルニーではモネの庭ではしゃぎ回りました。楽しかったなあ。

国内のその他の話題。サンスターの懸賞に当たって,ミッフィーのショーを見に行きました。だいぶ前から盛り上がっていて,楽しみに待っていた様子。会場に到着するまで寝ていたんですが,起きたらがぜんやる気になって,ショーを楽しみました。ミッフィーの出てくるショーを含めて3部構成になっていて,全部見ると子供には結構な長さ(確か1時間半くらいかかったと思う)でしたが,最後まで飽きずに見て一緒に踊っていたようです。最後は3部目のステージに出てきたおねえさんと記念写真まで撮りました。

父親の大学の友人と毎年花見をしていまして,今年もココと参加しました。少し花期が過ぎてしまったのですが,少しは花が残っていてよかった。地面いっぱいの桜の絨毯はそれはそれで見ごたえがあったと思います。今回は子供の数が少なくてココともう一人だけ。それでも子供の存在感は絶大で,結局親は子供の後を追い回すことに。

最近の室内の遊びの中心はお店屋さんごっこです。彼女は出産祝いに買ってもらった自分のキッチンを持っていまして,その小道具として野菜やら果物やらケーキやら別途買い足した木製のおもちゃがあります。皿にそれらをディスプレーし,海外で余った外国のコインやおもちゃの紙幣を使って,スーパーの買い物の真似をするんです。親がお店か客かのどちらかの役を必ず任されるため,手を止めて付き合ってあげないといけないわけで,最初こそ面白がっておりましたが,しまいにはかなり忍耐を要する遊びとなりました。

近所の公園や公民館でしょっちゅう一緒に遊んでいたお友達の殆どは,今月から幼稚園に通い始めたので会えなくなってしまいました。4月生まれのココはあと一年辛抱しないといけません。

もうひとつ今度は技術的な話。これまでココを撮影し紹介してきたカメラは,フジフィルムのF710というコンパクト機でした。これに今月からニコンのD40という一眼レフタイプのデジカメが加わりました。レンズは素早く動く子供に対応できるよう,高倍率ズームを選択しました。父親は何を隠そうカメラ小僧で,30年前の古い銀塩一眼レフ(名機オリンパスOM-1)を持っていますが,ピントも露出も巻き上げ動作も全てマニュアル操作のため,動き回る子供の撮影には残念ながら向かず,ココが生まれて以降,殆ど箪笥にしまわれたままになっております。

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